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法教育に関する教員研修 ① [学校]

さいたま地方検察庁で、2日間にわたっておこなわれた「法教育に関する教員研修」に参加させてもらった。

1日目は、「刑事裁判制度、少年事件の発生から更生まで」ということで、関係機関の方からの講義やさいたま少年鑑別所の見学などがおこなわれた。

①さいたま地方検察庁検事さんから、「刑事裁判の流れ、今回、取り上げる仮想の事案についての説明」
②検察庁内見学 「防刃チョッキ、手錠の説明」「取調室被害者対応室」
③埼玉弁護士会の弁護士さんから、「少年事件における捜査から審判に至るまでの弁護士の役割について」
④さいたま家庭裁判所判事さんと家庭裁判所調査官から、「少年事件の審判について」
⑤さいたま少年鑑別所の見学
⑥さいたま保護観察所民間活動支援専門官から、「少年の保護観察等について」
⑦川越少年刑務所教育部長さんから、「刑事施設における矯正処遇等について」

実際の手錠のしくみを、実際に手にとって、知ることができた。
大きい鍵穴と小さい鍵穴があって、小さい方を回すと固定される。固定しないとクルクル回る。(って、知らない人には、文章では説明しづらいような)
桜の模様で区別して、鍵穴を手前にして、自分では、鍵があっても開けられないようにするとか。


少年鑑別所の所内見学。運動場の壁は、そんなに高いわけではないけど、電線みたいなものが上部に張りめぐらされていて、
「電流は流れていません。さわるとブザーが鳴る仕組みになっています。」
壁にはつくられた時に描かれたという絵も、消えかけているけど描いてあったりもするのだけど、その電線は、それなりにインパクトがあったりした。