休符と16分音符 [吹奏楽]
1年生と「ブルーリッジの伝説」を練習していて、
192小節目から、上記のようなリズムのフレーズが掛け合いで出てくる。
上のはアルトサックスの楽譜なのだけど、音域的にも出しやすい、リズムだって、他のパートもやっているから、わからなくはないと思うのだけど、音が出てこない。
「なんで、できないんだ!」と怒鳴る手もあるとは思うのだけど、
実は、何でできないのか、わかったりする。
1 休符があることで、ためができて、アクセントっぽい効果がでると思うのだけど、そのために、身体が固くなるというか、りきむというか、楽器の奏法的な観点からは、音を鳴らなくしてしまう。
2 16分音符とか細かい音符を見ると、身体が固くなり、息が楽器に入らなくなってしまう。
なので、
「じゃぁ、最初のシ(D)音、のばして。」「そう、その音で、ゆっくり吹いてみて。」
というふうにすると、大きく改善されたりする。
まあ、ゆっくり練習することによって、あいまいだったリズムや音程に、確信が持てたというだけかもしれないわけで、
つい、いろいろ、なぜできないかとかを語ってしまうのは、生徒にとってはウザいだけかもしれないw