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球速と息圧(音量、鳴り) その2 [吹奏楽]

球速と息圧(音量、鳴り)
合奏中に、よく話をするたとえ話に、野球のピッチャーの球速と息圧(音量、鳴り)というのがある。(自分では、結構、いいたとえ話だと思っているのだけど、演奏の向上につながらないのが大きな課題w)
「遅い球だと打者に打たれてしまうよね。だからといって、思いっきり投げて、暴投になったり、ストライクが入らなきゃ、試合にならない。」
「120%で投げようと思ったら、なかなかコントロールしづらい。7、80%ぐらいの力の方がコントロールしやすい。でも、遅い球だとホームランされてしまうかも。」
つまり、
思いっきり吹いてもいい音で、正しいピッチで演奏できるように、という話なのだけど。

さらに言えば、ちょっと余裕を持って吹く方が、ピッチも合いやすいし、まざりやすい、という話なのだけど。

プロ野球の選手と高校野球の選手の球のスピードは、大きく違うということを聞いたことがある。

というか、テレビで、スピードガンで時速140kmとか、普通に見るけど、一般の人が投げると、時速100kmもいかないのが、逆に普通だったりするみたい。

プロの管楽器奏者の音をそばで聴くと、その音量というか鳴りに、皆、びっくりするみたい。

それでいくと、中学生の音なんて、時速5、60kmもいかないのかもしれない。
初心者なんか、時速2,30kmにも満たないのかも。

速い球があるから、チェンジアップの球が活きるわけですよね。
時速140kmと時速100kmの差は、大きな効果を生むのだろうけど、

時速30kmでしか投げられない初心者に、
「そこは、pだよ、小さな音で吹いて」とか要求するのは、無理があるのかもしれない。
ストライクが入らないどころか、キャッチャーミットまでボールがとどかないかも。

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