鉛筆とシャーペン

県公立高校の受検票（学力検査なので、受検票）には、検査日等の携行品として、
受検票、鉛筆、消しゴム、三角定規、コンパス、上ばき、志願先高等学校長の指示するもの、という記載がある。

そう、鉛筆。
シャープペンシル（シャーペン）じゃいけないの、という感じなんだけど、現実的には、シャーペンを使用しているのではないかと思う。
これまで、3年生を担当した10数回の中で、「鉛筆って書いてあるんだから、シャーペンはダメ！」って指導した年が、1回だけあったと思うのだけど、
その時だって、実際にどこまで徹底ができていたかどうかはわからない。
（学年会で、日頃発言しない僕が、「鉛筆じゃなきゃダメなんて、それって、バカげてますよ！」みたいなことを言ったような記憶がある。もちろん、僕の意見なんて通ることはないのだけどｗ）

だいたい、40年以上前の、自分の受検の時だって、シャーペンを使用した記憶がある。（まあ、大学入試と混乱しているかもしれないけど）
2本のシャーペン（1本が壊れた時用）
鉛筆3本（テスト終了間際にシャーペンが不調になった時用）が、自分の中の定番の準備品。


今回の県公立高校入学者選抜要項説明会（白本説明会）で、
「秋に配布します『受験生心得』に、鉛筆だけでなく、シャープペンシルも追加します。」という説明があった。
なんか、逆にびっくり。え～、今までダメだったのぉ～という感じです。（まあ、別にそういうわけではないかもしれないけど）

ちなみに、今年度、小学校6年生の授業を参観させていただくことが多いのだけど、２校の児童とも、シャーペンは使用していない。みんな鉛筆を使っているのです。
何も言わなければ、きっともっとシャーペンを使うだろうから（事実、中学生はシャーペンを使っている。）、シャーペンの使用が禁止されているのだと思う。

なんか、こだわりがあるのでしょうか。