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シング・シング・シング キー [吹奏楽]

ミュージックエイト版の「シング・シング・シング」の楽譜を配布して、練習を始めたのだけど、
一緒に顧問をやってもらっている音大のトロンボーン出身の先生から、「キーが違うのに、違和感を感じるんですよね。」という話があった。

う~ん、絶対音感のない僕は、これまで、何回も「シング・シング・シング」は、演奏したり、聴いたりしてきたのだけど、全体のサウンドみたいなものについて、いろいろ感じたりはしていたけど、「キー」ということに、特に意識をしていなかった。

管楽器が最初に出てくる場所で、ミュージックエイト版はCisなのだけど、本来?は、Disみたい。
♯1つを、♭1つに変更するという、一般的な変更であると思う。
6つの三重奏曲 作品82

ホルン・アンサンブルアーティスト: つの笛集団出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 1998/11/26メディア: CD
ホルンパートがアンサンブルで取り組んでいるのが、このCDに入っている、A.ライヒャ作曲「6つの三重奏曲」。

楽譜を見ると、ホルンの「ラ」(実音D)とかが沢山出てきて、最高音はシ♭だったりして、ちょっと高いなぁと思っていた。
でも、やることに決めて、生徒に、楽譜とCDを渡しておいたら、
「先生!、楽譜と音が違います!」
吹いてみて、気がついたらしい。全体に1音低い音で演奏されているみたい。

キーの変更は、クラシックの世界でも、おこなわれることがあるのだろうし、
カラオケでのボタン一つでの変更だけでなく、プロの歌い手が、自分の最高のパフォーマンスを発揮するためのキーの変更というのはおこなわれているように思うし、
ビックバンドの世界でも、同じ曲を、どのキーでやるかによって、与える印象が違う、効果的に選択すべき、みたいな記述を読んだことがあるし、

まあ、よくあることなのだと思うけど、そういうのを「感じ」だけでなく、「パラメータ」の一つとして、意識して聞くことができる能力があれば、さらに世界は広がって、楽しいだろうになぁと、ないものねだりを、ついしたくなる。
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