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本番前のトラブル [吹奏楽]

吹奏楽の発表会で、本校の生徒が誘導の仕事を担当したときのこと。

チューニング室前で、待機していた生徒が、僕のところにやってきて、
「先生、楽器が壊れちゃったみたいなんです。」

担当している学校のフルートの子の楽器が、突然音が出なくなったらしい。

出しゃばっちゃっていいのかな、とか思ったけど、できることはやってあげたいとか思って、見てみると、
トリルキーのバネがはずれている状態で、さらにバランスがくずれている。

自分でも何とかなりそうな気もしたのだけど、楽器屋さんも来てくれているはずなのを思い出して、電話をしてみると、すぐそばにいるということで、すぐ来てもらって、応急処置。



実は、ひそかに、大きな自己有用感を感じた出来事なのですよね。
なさけない顧問であり、音感がない指揮者であり、常に「僕ってダメだよな」感とともに生きているのだけど、
「役に立った!」という、満足感を味わうことのできた一瞬なのです。
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