音楽の正体 [吹奏楽]
出版が1998年となっているように、随分前に購入してあったのだけど、あらためて読んでみると、とても面白かった。
第1章 レット・イット・ビーは終わらない
変終止のつくるクサレ縁
第2章 ブルースも終わらない
禁則進行へのレジスタンス
第3章 ユーミンのおこした革命(1)
導音省略のドミナント
第10章 クランプトンのギターが優しく泣く間に
非和声音の麻薬的常用
第11章 坂本九・オサリバン・ミスチルの旅したパラレルワールド
胸キュン準固有和音の構造学
第17章 パリの空の下、シャンソンは流れる
複号拍子の構造学
第18章 坂本龍一の中の寅さん
日本音楽の彷徨
僕の年代にはドンピシャの曲が取り上げられていると思うのだけど、「ちあきなおみの喝采」とかは、知らない人も増えているかも。