130km 自転車

自転車に乗るようになったとはいえ、長い距離でも10kmぐらいでしかないのだけど、

中学1年生の時、自宅の埼玉の新座市から母の実家のあった千葉県大原町まで1日130kmを移動したことがある。

台風の影響で、向い風が続き、なんと13時間もかかってしまった。

毎年、夏休みに家族全員で、車を使って、帰省はしていたのだけど、

親にも黙って、田舎の家に前もって連絡もせず、早朝、1人で家を出発した。

途中、自宅には電話連絡をしたのだけど、
今考えると、怒られることもなかったのは不思議だし、相手の実家の方々にも、大変迷惑だったろうなぁと思う。

ジュースを飲んだり、お店でかき氷を食べたり、13時間の間に、飲食費が結構かかり、鉄道等を利用するより費用はかかったように思う。

経路については、当然、その頃はナビとかないのだけど、毎年、車で行っていたので、大体はわかっていた。
ただ、荒川か、何川か、記憶が確かではないのだけど、車では自動車専用道路（京葉道路）を通る部分があり、自転車は通行不可で、迂回しなくてはいけないのだけど、なかなか、橋が見つからず、苦労した記憶がある。
地図を持っていなくて、途中で買おうと思ってはいたのだけど、本屋さんも、そういう時に限ってなかなか見つからなくて・・・。


早朝に出発したのに、到着した時には、すっかり夜になっていた。
その日から、家族がやってくるまでの１週間ぐらい、田舎の家（タクシー会社をやっていたりしました。）にお世話になったように思う。

車でやってきた家族と、例年のように海水浴等を楽しみ、自転車は、乗用車の屋根にくくりつけて、自宅に戻った。