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石炭で沸かす風呂 [雑感]

小さいときの家の風呂は、薪ならぬ石炭で沸かすタイプの風呂でした。
もちろん、石炭にすぐは火がつかないので、新聞紙に火をつけ、薪に火をつけ、石炭に火をつけるというシステムでした。

湯船の横に焚口があり、上から燃料を入れていくのだけど、
その火をつけるが大変な苦労だったのです。

ひたすら、「うちわ」であおいで、火を強くするのですが、
小学生の僕は(じゃなくても腕力ないのに)、全然うまくいかなかったのです。

「中途半端にあおぐと火は消える」、というのが強烈に印象に残っています。

いつも、泣きながらやってもダメで、
母親がやってきて、見事に火をつけていく、ということを繰り返していました。
まあ、逆に言えば、たまには成功していたわけです。

今考えると、木の湿り具合とか、いろいろな要素があったのでしょう。

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