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コンクールでの指揮 [吹奏楽]

 指揮は、実際に音がでる「前」に、そのニュアンス等を示すものだとか言うけど、吹奏楽コンクールで演奏する曲は、何十回、何百回と演奏しているわけで、特に中学校レベル?では、本番までに、強弱を含めたいろいろな表現は、すでにできあがっている状態だと思う。
そんな状態で、やってはいけないのは、
「その部分、大きい音で強調したいんだよね。」→
(でも、いろいろな事情で鳴りきらない)→
(実際に出てくる音以上の表現を指揮で示してしまう。)
というようなことだと思うのですよ。

「5」の音が欲しいのだけど、「2」とか「3」しか出てこないから、指揮では「8」「9」の表現をしてしまうということは、日頃の演奏、少なくとも練習の時はあると思うのです。
「ピンク色」が欲しいのに、「淡い桜色」なので、「真っ赤」な音を要求する指揮をするとかw

コンクールでのそれは、そのバンドのやりきれていないことをアピールすることになってしまうと思うのです。

じゃぁ、コンクールでの指揮って何?ということになると思うのだけど、
今流行っている、ラグビーの五郎丸選手のルーティーンみたいなものでは、という話をある人としました。

「このフレーズの前で指揮者と目があって・・・」「この部分で、この棒の動きに合わせて・・・」みたいな感じで、持てる最高のパフォーマンスができるようにする、ということではないかと。


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