SSブログ

キレる [吹奏楽]

吹奏楽指導者講習会 ③
http://blog.so-net.ne.jp/kitachi/2006-05-04-2)の続きです。
というわけで、僕も「キレる」ことは、多くあったのだけど、僕の場合、わかりにくい性格のため、生徒には、「先生がキレた」という事態が伝わらないのが大きな問題。
「えっ 先生どうしたの?」状態。

なので、「キレる」時は、
・指揮棒を投げるとか、スコアを床にたたきつけるとか、先生がキレていることを明確に示す。
・「捨て台詞」として、問題点を口に出して言う。
というのを心がけている(?)

と言いながら、近年は「キレる」ことも、あまりないのだけど、数年前、コンクール前の会館練習の時、何かに反応して、「キレて」、会館を飛び出してしまった。
ちょうどそこで、教えにきてくれた講師の先生(保護者)に遭遇。
僕:「すみません、今、キレて飛び出してきてしまいました。」
先生:「よくありますよね。大切なことです。」

とはいえ、う~ん、どうしたものだろう。フォローしてくれるかもしれない副顧問の先生も休みだし・・・。と思っていると、部長と副部長が、関係者を連れて謝りに来てくれ、練習再開となりました。

大人げないとも思うのですが、それだけ真剣だということかもしれませんし、「かけひき」ではないので、生徒の反応によっては、それで、本当にやめ、ということにもなっていたかもしれない。

逆に言えば、僕が顧問をやっていられるのも、生徒のおかげということになるのではないでしょうか。

上の記事は、前々任校での出来事。この記事のコメントで、以下のような文を書いています。

「現在の学校(前任校の三中)では、「キレて」、「やめる」とは、何が起こっても絶対に口にしないつもりでいるのです。
かつて、吹奏楽やりたい顧問と吹奏楽をやりたい生徒がいたのに、なぜか活動を休止した三中吹奏楽部。詳しい事情は何も知りませんが、
とにかく、少なくともこの学校にいる間は、「やめる」という言葉は使わない!」

本当に事情は知らないのだけど、勝手に想像するに、前年度、県大会にも出場するような状況で、夏休みの練習に生徒が集まらず、顧問のY先生は、「キレて」、廃部というか、合唱活動の部活にしてしまった、らしいのです。

7年間の空白後の再スタート。絶対、「やめる」という言葉は使わない、と決心して始めたのですが・・・。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽