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インタラクティブ・ティーチング [学校]

NEW EDUCATION EXPO2015の2講座目は、「インタラクティブ・ティーチング オンライン教員研修プログラムの成果と展望」と題した講座。

会場に入ると、机が向かい合わせに、6人(実際は4人ぐらいが多かったみたい。)で1グループになるように並んでいた。

東京大学 大学総合教育研究センターが開発したMOOC講座「インタラクティブ・ティーチング」についてのセミナーなのだそう。

参加者の多くは、MOOC講座というものを知っていての参加みたい。(全然知りませんでした。)
「Massive Open Online Course (MOOC、ムーク) インターネット上で誰もが無料で受講できる大規模な開かれた講義」
本来、MOOCとインタラクティブ・ティーチングは、相反するものともいえるのかもしれない。

ファカルティ・ディベロプメント (Faculty Development、FD)「大学教員の教育能力を高めるための実践的方法」の一環として、東京大学で、大学院生を対象とした、大学教員準備講座としておこなわれている取組のよう。

いや、なにより、このセミナーの行われ方自体が、勉強になったなぁということ。
まず、100分のセミナーの中に、3回のグループワークを取り入れている。
1回目は、アイスブレイクで自己紹介。名前と所属、参加動機といまの気持ち(時間も順番も、結構こまかく指示される。)
2回目は、「実演や実習ができない場合に、『豆腐のさいの目切り』についての一方向でない授業方法を考えてみよう」
3回目は、「自分の所属で教員対象のMOOC研修を成功させるために気をつけること」を議論する。
途中の、「相手の意見でよかったことを発表してください。」とか、「ThinkーPair-Share」とか、なんか、授業でも使っていきたいなぁ、とか思いました。

まあ、今の若い教員の人たちは、小グループでの話し合い活動とか、普通にやっちゃうし、小中学校では、もう普通に実践されていることなのかもしれないけど。
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