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試験問題 [学校]

定期テストの時期になると、
「何がでますか?」という質問と、
「どうやって勉強したらいいですか?」という質問を必ず受けるw

「何がでますか?」という質問には、
僕:「それは答えらません。」とか、
僕:「授業でやったこと、教科書に載っていること、ワークの内容、です。」
とか答えていたりする。

「どうやって勉強したらいいですか?」という質問には、
僕:「歴史は、教科書をよく読むことをお勧めします。」「教科書を読んで、ワークをやりましょう。」とか答えていたりする。

すると、「ワークを完璧にやれば、何点取れますか?」と聞かれたりする。

まあ、こう聞いてくる子の多くは、「ワークを完璧にやること」はなかったりするように思うのだけどw、
実際、返答に困ったりする。
なぜなら、教科書の内容で出題するわけだし、ワークは教科書にもとづいてつくられているわけなのだけど、出題の形式は、ワークと同じというわけではないわけで・・・。

たとえば、
「地租改正」を例に挙げれば、
・1873年に、土地の所有者と地価を定めた地券を発行し、地価の3%を現金で納めるようにしたことを何というか
と、語句を答えさせるか、
・地租改正について、次の3つの語句を使って説明しなさい。【 地券 3% 現金 】
と、記述問題にするか、
・( A )年に、土地の所有者と地価を定めた( B )を発行し、年貢から地価の( C )%を現金で納めさせる地租改正をおこなった。 空欄A~Cにあてはまる語句、数字を答えなさい。
と、穴埋め問題にするか、
いろいろなパターンが考えられるわけで、
建前としては、ちゃんと勉強していれば、どれにでも対応できるでしょ、ということになるとは思うのだけど、現実的には、説明する問題にすると、正答率は下がると思われる。

まあ、個人的には、ワークとかの穴埋め式の問題をやって語句を覚えるより、語句の説明を自分でつくる作業をする方が、記憶には残るみたいで、
「『重要語句』を説明しなさい。」という問題を解いていくという勉強をすることが、語句も覚えるということになったように思う。


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