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暗譜で指揮をする [吹奏楽]

吹奏楽ゼミナール 「春の猟犬」
洗足学園音楽大学学生のウィンドアンサンブルを使っての、汐澤安彦先生による「リハーサルクリニック」から、ゼミナールはスタートした。
次の1時間45分の講座は、実際に、そのバンドを指揮して、汐澤先生の指導を受けられるというもの。
8名いたので、一人10分程度、とのこと。
受講番号に従って、一番最後になった。

ちなみに、「春の猟犬」、8分の6拍子を主体に、4分の3拍子、8分の9拍子などが混じった曲。(中間部は4分の4拍子だけど)
でも、この曲、10年前ぐらい前にコンクールでやったことがあるのですよね。
で、甘くみていました。というか、時間がなかったのも事実なのだけど、勉強不足状態で臨んでしまったのです。

途中、「あっ、ゴメン!」とか叫んで、笑われちゃうし(笑)、

汐澤先生には、ゆっくりとした中間部に入る前の、8分の6拍子の6拍目の出し方を、手をとって御指導いただいたり、
中間部で、小さく振るけど、緊張感を保つために、「上の方で振る」という方法を教えていただいたり、

いろいろ、やさしく教えていただいたのだけど、とにかく舞い上がってしまって・・・・。

なにより、バンドのメンバーから信頼を失った指揮者の「みじめさ」みたいなものを味わえたのが、最高の収穫かもしれない。

コンクールでやった曲なのだから、少なくとも、曲に合わせて手を動かすことはできたのだとは思われるのですが、その時は、スコアをガチ見していたと思うのですよね。
でも、この講習を受けた頃は、顔をあげて、奏者とコミュニケーションをとりながら指揮をすることの重要性、楽しさ、必要性を知ってしまっていたのですよね。

でも、顔をあげちゃうと、スコアを見ることができないw

暗譜していればできることが、暗譜していないとできない。
スコアを見ないと、次どうなるかわからないわけで、パニックっちゃうのです。


う~ん、ところが、この暗譜というのが、なかなかできないのですよね。
音感のない僕には、意味のわからない言語を暗唱するみたいな感じでしょうか。

まあ、小中学生は、古文の暗記とかできちゃうわけだから、何事も、不可能はないのだろうけど・・・。

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