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金管楽器と木管楽器のアーテキュレーション [吹奏楽]

金管はタンギング 木管はスラー

聖歌と祭り
[D]から、テーマが金管はタンギングで、木管はスラーで演奏される部分。

同じメロディーを吹くのに、「金管はタンギング 木管はスラー」で書かれることってあると思うのだけど、どういうことなのだろう。

今年の課題曲Ⅳ「マーチ クローバー グランド」でも、木管群にはスラーが書かれているけど、金管にはスラーがかかれていない部分がある。


金管楽器と木管楽器で、同じ動きなのに、アーテキュレーションが違って書かれているのって、どういう意図というか、考えにもとづいているのだろうか。
書き忘れのミスという場合もあるかもしれないけど。

保科洋作曲「復興」、209小節目(最後から2小節前)
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木管には、スラーがついてアクセント、金管は、スラーなしでアクセント。

R.W.スミス編曲「スターウォーズ エピソードⅠ」、180小節目(D.S.の2小節前)
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金管はタイ、木管はタイになっていない。

まあ、後者の場合、木管はトリルがあるので、その関係かもしれない。
前者は、「聖歌と祭り」と共通する、楽器への配慮というか、楽譜の書法みたいなものがあるのかもしれない。


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