SSブログ

金管楽器と木管楽器のアーテキュレーション [吹奏楽]

金管はタンギング 木管はスラー

聖歌と祭り
[D]から、テーマが金管はタンギングで、木管はスラーで演奏される部分。

同じメロディーを吹くのに、「金管はタンギング 木管はスラー」で書かれることってあると思うのだけど、どういうことなのだろう。

今年の課題曲Ⅳ「マーチ クローバー グランド」でも、木管群にはスラーが書かれているけど、金管にはスラーがかかれていない部分がある。


金管楽器と木管楽器で、同じ動きなのに、アーテキュレーションが違って書かれているのって、どういう意図というか、考えにもとづいているのだろうか。
書き忘れのミスという場合もあるかもしれないけど。

保科洋作曲「復興」、209小節目(最後から2小節前)
iphone/image-20160327210813.png
木管には、スラーがついてアクセント、金管は、スラーなしでアクセント。

R.W.スミス編曲「スターウォーズ エピソードⅠ」、180小節目(D.S.の2小節前)
iphone/image-20160327211107.png

金管はタイ、木管はタイになっていない。

まあ、後者の場合、木管はトリルがあるので、その関係かもしれない。
前者は、「聖歌と祭り」と共通する、楽器への配慮というか、楽譜の書法みたいなものがあるのかもしれない。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 2

川端 寛

先生のブログ、楽しく読ませて頂いています。
先生の鋭いご指摘、勉強になります。
何の回答にもなりませんが、自分だったらどうしようか、
と一応は考えるのですが、しばらくするとなんか
忘れてしまっています。
やはり作曲家の何かの意図があるのでしょうね。
by 川端 寛 (2016-03-27 22:56) 

きたちくん

コメントありがとうございます。
アクセスカウンターの数字も日々低下していく中、リアクションをいただくと、うれしい気持ちになりますw

よろしくお願いいたします。
by きたちくん (2016-03-28 08:01) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0