金管楽器と木管楽器のアーテキュレーション [吹奏楽]
金管はタンギング 木管はスラー
聖歌と祭り
[D]から、テーマが金管はタンギングで、木管はスラーで演奏される部分。
同じメロディーを吹くのに、「金管はタンギング 木管はスラー」で書かれることってあると思うのだけど、どういうことなのだろう。
今年の課題曲Ⅳ「マーチ クローバー グランド」でも、木管群にはスラーが書かれているけど、金管にはスラーがかかれていない部分がある。
金管楽器と木管楽器で、同じ動きなのに、アーテキュレーションが違って書かれているのって、どういう意図というか、考えにもとづいているのだろうか。
書き忘れのミスという場合もあるかもしれないけど。
保科洋作曲「復興」、209小節目(最後から2小節前)
木管には、スラーがついてアクセント、金管は、スラーなしでアクセント。
R.W.スミス編曲「スターウォーズ エピソードⅠ」、180小節目(D.S.の2小節前)
金管はタイ、木管はタイになっていない。
まあ、後者の場合、木管はトリルがあるので、その関係かもしれない。
前者は、「聖歌と祭り」と共通する、楽器への配慮というか、楽譜の書法みたいなものがあるのかもしれない。
先生のブログ、楽しく読ませて頂いています。
先生の鋭いご指摘、勉強になります。
何の回答にもなりませんが、自分だったらどうしようか、
と一応は考えるのですが、しばらくするとなんか
忘れてしまっています。
やはり作曲家の何かの意図があるのでしょうね。
by 川端 寛 (2016-03-27 22:56)
コメントありがとうございます。
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よろしくお願いいたします。
by きたちくん (2016-03-28 08:01)