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紺野ぶるま 「中退女子」の生き方 「高卒という名のパスポート」 [学校]

「日本の教育機関は小不良にも結構優しい。」
「というより、それを受け入れることをビジネスにしているところがたくさんあると言ったほうが正しいかもしれない。」

学校側に「強制退学」ではなく「自主退学」という形に収めてもらったおかげ、ということで、ぶるまさんは、通信制高校へ通うことになる。

「こうして手に入れたのが、高校卒業認定資格。この資格さえあれば、大学受験もできるし、介護士や看護師、美容師などの専門学校に通うこともできる。」

「結果、進学も就職もしなかったが芸人の給料で食えない時は、何度も高卒に助けられた。アルバイトの面接は中卒だと受け入れてもらえないところばかりだが、学歴の『通信制』という文字はそこまで合否に関係がないようで、バイトの面接は割と受かってきた。」
「高卒は、選択肢を増やすためのパスポートのようなものだ。」


「それを受け入れることをビジネスにしているところがたくさんある」、ということで、「月1回通い、あとはレポート提出で単位が取れるというもので、両親が勧めてくれ、バカ高い学費も払ってもらった」ぶるまさん。


その後、ぶるまさんは芸能界を目指し、悪徳芸能事務所に、写真代、レッスン代という名目で、計100万円近くを搾り取られることになる。

芸能事務所のやり口はビジネスではなく、詐欺ともいえるのかもしれないけど、「高卒資格」については、役に立っているのも事実みたい。

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