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あいさつ練習と連符 [吹奏楽]

前の記事で、小グループでのシェアからのホワイトボードでの発表、そして全体での検討、という手法の、意識されないメリット、みたいなことを書いた。

その手法の場合、一番のメリットは、一人一人が自分の考えを表明できるということだと思う。そして、そのことが受け身の参加態度でなくなり、理解が深まるということにつながるのではないだろうか。

主たる目的以外にも、効果のある部分があるよねということだと思うのだけど、
吹奏楽の練習ネタでも、そのへんのことがあると思う。

「あいさつ練習(声だし)」というのを紹介したことがあって、

『リーダーの「お願いします」に、全員で「お願いします」と答えるのを連続10回やるのですが、(感じとしては、スーパーや銀行の朝礼状態かな?)』
https://kitachi.blog.ss-blog.jp/2005-04-30

この場合、「恥ずかしがらずに」「積極的に」「自分を出して!」というような精神的な、「気持ち」の部分へのアプローチが主となる目的のように思っている。

実際、この練習方法をN6中の時に、講師の先生が紹介してくれた場面では、全然、声が出なかった。
集団として、そういう雰囲気だったのだと思う。

それ以外に、ブレスコントロール関連のウォームアップになっている面もあるかもしれないし、
1拍に7連符、9連符、11連符を入れる練習になっているかもしれないしw
https://kitachi.blog.ss-blog.jp/2014-03-20

その「練習の目的とする効果」というものを認識していないともったいないことになるのだろうし、
そしてそれは、意外に難しいことだったりするのかもしれない。

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