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高度経済成長と働き方改革 [学校]

僕は、昭和33年(1958年)生まれなので、まさに高度経済成長の中、成長してきたのだと思う。
自動車修理工の父、洋裁の内職で園児服や婦人服の仕事をしていた母、妹が一人。
裕福ではなかったかもしれないけど、特に貧しいとも思わなかった。

でも、ステーキというものを初めて食べたのは、大学に入学してからだったし、
小学校の頃、友達の家でプリンやゼリーを食べてびっくりしたし、(我が家ではそのようなものを食べる習慣はなかった。)
(当時は、プッチンプリンみたいに売っているのではなく、家で、粉を溶かして、冷蔵庫でつくる、というのが一般的だった。)


今考えると、貧しかったのかもしれない。

高度経済成長のなかで、我が家の生活も向上していくのだけど、それは、「我が家」のことなのか、世間全体のことなのか、当事者としては、なかなか区別するのがむずかしいと思うのです。


今、働き方改革とかいわれて、タイムカードで出退勤の時間も明示され、部活動の練習時間も制限され、かつてに比べると、僕自身の学校にいる時間というのは極端に減っている。
若い頃の、学校に泊まることあったぐらいグダグダと仕事をするというか遊んでいるというかの時期や、
実際、たくさんの仕事を、試行錯誤しながら、深夜早朝に学校に出かけてやっていた時期など、いろいろあったのは事実なのだけど、
現在は、勤務時間+1~2時間という感じになっている。

でも、それって、働き方改革の影響なのか、定年を目前として、身体的にも無理のきかなくなってきた自分個人の問題なのか、微妙だったりするのですよね。

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