SSブログ

斎藤秀雄 講義録 ストロボ(音程測定器) [吹奏楽]

本の主たる内容の部分ではないのだろうけど、純正律についての話の中で、以下のような記述があった。
「天理高校というブラスバンドで優勝した団体があって、そこへ見学に行ったんですよ。・・・そしたらストロボ(音程測定器)があってストロボで教えているんですよ。・・・今桐朋には5つあってみんな壊れているけどね。
それで聴いてみたらば、最後の定着するアコードに行くと下げるんです。そこで長く響かれると困るから、そこ行くと下げる。それで5度をちょっと上げるんです。そうすると定着したように聞こえる。・・・」

昭和47(1972)年、40年以上前から、そういう取り組みっておこなわれていたんですね。


nice!(3)  コメント(4) 
共通テーマ:音楽