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斎藤秀雄 講義録 ストロボ(音程測定器) [吹奏楽]

本の主たる内容の部分ではないのだろうけど、純正律についての話の中で、以下のような記述があった。
「天理高校というブラスバンドで優勝した団体があって、そこへ見学に行ったんですよ。・・・そしたらストロボ(音程測定器)があってストロボで教えているんですよ。・・・今桐朋には5つあってみんな壊れているけどね。
それで聴いてみたらば、最後の定着するアコードに行くと下げるんです。そこで長く響かれると困るから、そこ行くと下げる。それで5度をちょっと上げるんです。そうすると定着したように聞こえる。・・・」

昭和47(1972)年、40年以上前から、そういう取り組みっておこなわれていたんですね。


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tyuuri

 すごい話を聞かせてもらいました。私が高1の頃かな。天理と言えばまさに「神がかって」いましたが、その練習にストロボを使っていたとは。ここでストロボと言っているのは、オシロスコープの事だと思いますが、どうでしょう。
by tyuuri (2018-09-10 22:08) 

きたちくん

当時のものとは違っているのでしょうが、ストロボ式のチューナーというのは現在も販売されているようです。
12個の窓があり、たとえば、Cにセットして、Cの音を出し、合うとCの窓の動きが止まる、Cにセットして、ー14セントのEの音を出すと、Eのところの窓の動きが止まるという感じだと思われます。
初任の時の吹奏楽部は、豊島十中の先生が指導に来校するような学校だったので、ストロボ式のチューナーもあったように思います。
僕は、バスケットボール部だったので、くわしいことはよくわからないのですがw

by きたちくん (2018-09-11 21:14) 

tyuuri

 了解しました。それは精密なものですね。
by tyuuri (2018-09-13 22:09) 

きたちくん

上に知っているみたいに書きましたが、現実に天理高校で使われていたり、桐朋に5台あったものが、どのようなものかは知りません。1音だけを検知するオシロスコープみたいなものもあるみたいですね。
by きたちくん (2018-09-15 14:26) 

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