SSブログ

IRT 項目反応理論 [学校]

New Educatio Expoで、「埼玉県学力・学習状況調査を活用した学力向上~子供たち1人1人の学力の変化と非認知能力などの把握」というテーマの発表を聴講しました。

50m走で、7.5秒で走ることを目指した場合に・・・
生徒A:最初8.5秒 → 最後7.6秒
生徒B:最初7.0秒 → 最後7.4秒
どちらの生徒に教育的効果があったといえますか?

「平均点の呪縛」からの解放という言葉、カッコよかったと思います。

パネルデータ、クロスセクションデータ、IRT(項目反応理論)というような語句についても知ることができました。

「同一問題を入れることなどにより、難易度を踏まえ、得点を調整することで、学力の経年変化の把握が可能」とのことでした。

次の国立教育政策研究所総括研究官である文部科学省の高校対象情報活用能力調査などにもかかわっている方の話では、調査の実際やCBT(コンピュータを使用した試験)のことや、調査問題をつくる苦労なども知ることができました。
まんべんなくいろいろな難易度の問題をつくるというのは、とてもむずかしいとのこと。予備調査がとても大切だとのこと。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽