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人権教育主任研修会 研究授業 [学校]

校内合唱コンクールの翌日は、人権教育主任研修会ということで、研究授業をやらせてもらった。

社会科の「人間の尊重と日本国憲法」の「ちがいのちがい」という内容。

授業の進度上は、もう終わっている項目なのだけど、とっておいたという感じで、グループワークを取り入れての授業構成とした。

12の具体的事例について、「あっていいちがい」と「あってはいけないちがい」を検討するというもの。
カード1:女性は16歳で結婚できるが男性は18歳にならなければ結婚できない。
カード2:女性専用車はあるが、男性専用車はない。
カード3:点字で書かれた書籍や本などは、原則として無料で郵送することができる。
カード4:野球部では、上級生はグランドの整備をしないが、下級生はいつも整備をしなければらない。
カード5:Aさんの通う高校ではアルバイトが認められているがBさんの通う高校では禁止されている。
カード6:イスラム教徒は豚肉を食べず、ヒンドゥー教徒は牛肉を食べない。
カード7:外国人のCさんは、日本国籍を持っていないという理由でマンションの入居を断わられた。
カード8:あるバス会社の運転手募集の求人広告に「男性のみ」と書いてあった。
カード9:D町の町営バスは、中学生は有料だが、65歳以上の人は無料で乗れる。
カード10:世界の多くの国では18歳から選挙で投票できるが、日本では20歳にならないと投票できない。
カード11:E市ではごみを出すときには5枚100円の有料のごみ袋を使わなくてはならないが、F町ではどのようなごみ袋を使ってもよい。
カード12:日本ではほとんどの子どもが義務教育を受けているが、海外には小学生の年齢で働いている子どももたくさんいる。

教科書では12の事例を取りあげているのだけど、実際にやってみると、多い。
なので、指導案では「12」と書いたのだけど、「8」に変更しておこなった。
う~ん、でも多かったかな。「4」でもよかったかもしれない。
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