指揮者の奥義 [吹奏楽]
まだ半分ぐらいしか読めていないというか、読み終わった部分も、全然わかっているわけではないけど。
だいたい、最初から、
楽器の助けを借りないで、視唱できなければならない、とか、
ゆるがない拍節感とリズム感を養うことが大切、とか、
作曲理論のすべての部分にわたって完全に知っていなければならない、とか、
総譜を完全に熟知して自分のものにしていなければならない、とか、
まあ、それはそうなのだろうけど、自分には絶対できないことばかり、書いてあったりする。
「第2部 オーケストラについて知っておくべきこと」の部分で、弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器について、奏法や特性について、具体的な譜例をあげて記述されている。
なるほど、と思う部分もあれば、理解できない部分(批判的な意味でなく、純粋にわからない)とか、いろいろだったりする。
ただ、打楽器の部分を読んでいると、この本が、1929年の出版であること、つまり、だいぶ昔に書かれたものであること気付かされるけど。