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イギリス民謡組曲 [吹奏楽]

初めて、指揮をしてコンクールに出たのがこの曲。教師になって4年目。 百数十人いる吹奏楽部の副顧問になり、A編成に出られない2年生のバンドを指導し、D編成に出場した。場所は上尾福祉会館。3曲の内、2曲目と3曲目を演奏した。 木管主体の編成で、(2年生でA編成に出ている者もいるので、パートに偏りがある。)オーボエもいた。トロンボーンは1人なのに、ユーフォニアムは3人もいたりして・・・。 学生指揮者もやったことがなかったので、本当にステージで吹奏楽を指揮するのは初めて。三拍子の一つ振りの部分があったりなんかして、一つ振りから三つ振りに変えるとこなんか、結構とまどいがあったと思うのだけど、不思議と「あがる」ことはなかった。フルートで本番の演奏前は緊張でがちがちになるのに、本番もガタガタになるのに、指揮デビューは全然大丈夫だった。

よく、子供に教えられるとか、子供に支えられるとか言うけど、まさしく、A編成に出る仲間もいる中で、自分たちも初めてコンクールに出るんだという、一生懸命でひたむきな生徒達の顔を見ると、けっして、あがったりとまどったりして、ぶざまなことはできないという気持ちになった。

あれ以来、20年。もちろん、僕が生徒に教えてあげられることも増えたように思うけど、いつも沢山のことを子供達から教えてもらっているし、日々、支えてもらっている。


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