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自然な歌い方 [吹奏楽]

富士山河口湖音楽祭の2つのバンドクリニックで、Sax奏者の上野さんは、奏者目線でのアドバイスを、元NHK交響楽団のオーボエ奏者だった茂木さんは、オーケストラプレイヤーだった目線からのアドバイスを、していた、ということを書いたのだけど、

フレーズの歌い方として、
上野さんは、 リベルタンゴのバンドのメロディの部分で、
「フレーズを作るときに、とても大切なことなので覚えておいてほしいのですけど、
高い音だけが目立ちがちなので、低い音にこそ、息をしっかり入れてください!
そうすると、のびのびとフレージングできる。逆だと、窮屈に聞こえる。子どもっぽくなってしまう。
他の曲でも、どんな曲でもそうなので。」

一方、茂木さんは、
「弦楽器は、低い音ほどテンションが下がりやすい、開放弦が最も鳴らない。だから、高音にいくほど、大きくしていくのが自然な歌い方」という話をされていた。

ちょっと聞くと、反対のことを言っているようにも思うのだけど、まあ、それぞれ意図するところはわかったりする。




特に、オーボエ奏者としては、暴れやすいオーボエの低音域で、弦楽器と一緒に演奏することを考えると、当然の心がけなのかもしれないし。


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