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リゾートホテルの温水洗浄便座 [雑感]

ビジネスホテルというよりは、リゾートホテルという感じのところに宿泊したときの話。
奥さんがロビーにあるトイレに行ったのですが、めずらしく、憤っているわけです。
「ウォシュレットが止まっているのよ。」
「ウォシュレットが付いていないのではなくて、『節電のため』という張り紙がしてあって、止めてあるのよね。」

ビジネスホテルとかではなく、観光地の旅館ホテルとかに泊まる時って、非日常のぜいたく感、リッチさを求めているのだと思うのです。
もちろん、費用との関係もあり、制約はあるでしょうが、
「寝る場所」「入浴」場合により「食事」が提供されればよいというのではなく、「満足感」みたいなものが得られることを求められていると思うのです。

ビジネスホテルなら、「大浴場に行くときは、部屋のタオルをお持ちください。」で、全然OKなのですが、
温泉旅館ホテルなら、やっぱり、大浴場に山のようにタオルが積み上げられている、歯ブラシ、髭剃りも取り放題(いや、歯ブラシや髭剃り1本しか使わないのだけどw)、というのが、「非日常的なぜいたくさ」という「満足感」を生むと思うのです。

「商品」は、「寝心地のよいベッド」でも、「いいお湯」でも、「おいしい料理」でもなく、「満足感」であり、
「寝心地のよいベッド」「いいお湯」「おいしい料理」等は、「満足感」を提供するためのアイテムではあっても、「商品」それ自体ではないと思うのです。

一つ一つのアイテムをないがしろにして、抽象的な「満足感」という言葉だけを追い求めてもダメだとも思うのですが、
最終的な「商品」の認識を間違えると、ちぐはぐな対応になってしまうのではないでしょうか。

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