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ブラック企業とブラック部活 [学校]

冊子づくり」と「指導力」という記事を書きながら、
今話題になっている、ブラック企業とかブラック部活とかいう問題にも、
「仕事」と「勉強」という観点が必要なのでは、と思いました。

生徒の活動を「仕事」ととらえると、宿題だって、大きな問題ですよね。いや、実際、教科担任制の中学校の場合、一歩間違えると多く出し過ぎて、問題になることもあるわけです。
でも、自分自身を「育てる」という観点から考えると、時間外の取り組みは必須だと思うのです。
九九の暗唱なんて、学校の授業だけでは、普通の人間には無理ですよね。(僕は無理でしたw 小学校5年生まで、九九は全部言えませんでした。)


逆に、「仕事」についても、「勉強」の面も入ってくると思います。「研修」ということでしょうか。実際に経験していかないと身につかない部分てあると思うのです。
その仕事を担当したからこそ勉強できたことってありますよね。

ただ、「仕事」と「勉強=自分自身の利益になること」の区別があいまいな、というか、「仕事」の中にも「勉強=自分自身の利益になること」の部分が含まれるよね、という考えを無意識に持ちがちな「教員」という生き物は、
自分に対しても、他人(同僚や生徒)に対しても、過剰な労働を強いる場合が出てくるのではないでしょうか。


定期試験の翌日に4クラスの答案を返却するなんて、「労働」という面からは、「働きすぎ」ということになるのかもしれません。
現在、多くの学校で中間試験は1日間で実施。普通に5時間まで授業があって、1クラス分の採点をするには、2時間弱かかって・・・。記述問題は増えているし、3観点別に得点は集計しなければいけないし(僕は、採点ペンを使っているので、あとでエクセルで計算するのだけど、普通は、別々に足して計算していく)。
2×4=8時間、8時間労働+8時間=16時間ですよ。

「高度プロフェッショナル制度」、すでに教員においては導入されてますw


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