SSブログ

ちはやふる [雑感]

「ちはやふる」というタイトルではあるのだけど、広瀬すずの映画の話ではなく、落語の方。(ちなみに、映画、観ていません。)
「ちはやふる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは」を変な解釈する話。

~江戸時代、人気大関の「竜田川」が吉原へ遊びに行った際、「千早」という花魁に一目ぼれした。ところが千早は力士が嫌いで振られてしまう(「千早振る」)。振られた竜田川は妹分の「神代」に言い寄るが、こちらも「姐さんが嫌なものは、わちきも嫌でありんす」と、言う事を聞かない(「神代も聞かず竜田川」)。
このことから成績不振となった竜田川は力士を廃業、実家に戻って家業の豆腐屋を継いだ。それから数年後、竜田川の店に一人の女乞食が訪れる。「おからを分けてくれ」と言われ、喜んであげようとした竜田川だったが、なんとその乞食は零落した千早太夫の成れの果てだった。激怒した竜田川はおからを放り出し、千早を思い切り突き飛ばした。千早は井戸のそばに倒れこみ、こうなったのも自分が悪いと井戸に飛び込み入水自殺を遂げた(「から紅(くれない)に水くぐる」)。 最後の『とは』は、「千早は源氏名で、彼女の本名が『とは(とわ)』だった」~「wikipediaより」

高校時代、百人一首なんて、全然覚えていないなかったということは、かつて書いたと思うのだけど、その状況は、この年齢になっても、基本的に変化はない。

そんな中で、唯一、しっかり覚えていたのが、この「ちはやふる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは」の一首。

それにしても、一首覚えるのに、こんなに余計な情報を覚えなきゃいけないのは、すごい効率が悪いのはたしか。
でも、僕の場合、こういう覚え方が一番、合っているような気はする。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0