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観点 [吹奏楽]

評価の観点
演奏を聞いて、何か一言アドバイスを、ということで書いてもらうと、特に中学生などは、日頃、自分が指摘を受けていることが、出来ているか出来ていないかという観点で書くことが多いと思う。
ある中学校で、講師の先生が、
「足を開いて座って吹こう!」ということを指導した。
コンクールなんかでも、金管セクション全員が、ドカッと足を開いて演奏している団体って、よくありますよね。
女の子にとって、その格好って、やっぱり、恥ずかしいという気持ちもあると思うのだけど、そういう気持ちも乗り越えて実践してきたというのもあるのか、
演奏会のアンケートだったか、コンクール前の練習の感想だったか、どのような状況だったかは忘れたのだけど、
「足を開いて吹いているので、良かった。」「足が開いていない人がいるので、気をつけた方がいい。」みたいな内容ばかり書いてあったことがあった。

「身体を動かして、表現しよう!」ということを、しつこく言い続けたことがあるのだけど、(これは、自分が顧問をやっていた学校)
その子達は、ことあるごとに、
「もっと、動いて表現しよう!」「身体が、全然動いてない!もっと、表現しよう!」というようなことを書いていた。

もちろん、「足を開いて吹くこと」も「身体を動かして表現すること」も、悪いことではないと思うのだけど・・・、そして、状況により、大変有効な内容だとも思うのだけど、
う~ん、それだけが「評価の観点」というのも・・・・ね。

中学生って、すなおなので(?)、今、どんなことを言われているのか、指導されているのかが、すぐわかるような気がする。

吹奏楽コンクールで、課題曲の演奏を聴いていると、チェックポイントみたいなものが、出来てくるように思う。
この部分をどう演奏しているか、
「課題曲の中の課題」という言い方がされ、克服しなきゃいけない難しい部分、みたいなところとか。

自分の学校が取り組んでいる曲については、当然、そのチェックポイントは多く、自分達が、それをクリアできているかどうかは別にして、人に厳しい状況になりやすいw

今年の課題曲Ⅱのように、多くの学校が演奏している曲だと、特に、スコアとかを勉強していなくても、自然と、この部分をどう演奏しているか、みたいなものが出てくると思う。
たとえば、トランペット3本でのベルトーンの部分とか。

まあ、逆に、課題曲Ⅲ「秘儀Ⅲ」とかは、楽譜通り演奏しているのかどうかもわからなかったりして。
チェックポイントとしては、冒頭のクラリネットが、フレーズの最後までテンションをキープできているか、と、その後の金管のは入りの発音、ぐらいだったりした。



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