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士官候補生 [吹奏楽]

合奏指導法の講座での使用曲が、「士官候補生」であった。
sikan.jpg


そのコンデンススコアというか、ピアノ譜が配布されると、つい、コードネームを振りたくなってしまう今日この頃。

で、講習の内容とは直接関係はなかったのだけど、
B♭/D7 Gm/Gm/B♭7 E♭/B♭dim/B♭/・・・となっているのですね。

これまで、何回も聞いていたのだけど、こんな風になっていたんだ、とあらためて思った。

2小節目や3小節目の頭、結構音がぶつかっているように思ったのだけど、ただの7thコードだったのね、とか、
5小節目は、ディミニッシュで、次は、トニックにあたるB♭、そして、その次の2小節間は、なんとユニゾンなんだ、とか。

でも、こう記事を書いていくと、じゃあ、7,8小節目のユニゾンの部分、コードをふるとすれば、何?とか、いろいろ迷うというか、わからないことが増えてしまう。
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takafumi

そう、ユニゾン部分のところは、
「付加されるべき和音はいったいなんだろう?」
という観点が非常に重要ですよね。

マーチならば冒頭や、第1、第2マーチの提示が終わった後のトリオへのブリッジ部分等にもユニゾンは現れたりしますよね(多くはファンファーレとして、ですね)。
それが例えば「C→Dm7→G7→C7→F」ということもあれば
「C→C7→Fm7→B♭7→E♭7」なんてのもあったり・・・。
(ちなみにギリングハム的に、ということなら「C→F(Fm)→G→G on F→F#」でしょうか?う~ん、ちょっとマーチらしくない転調かな・・・。
「Club Europe」のような瞬間的な転調の仕方でマーチを書くのも面白そうですね。)

もちろん上記のマーチの例は旋律学等も織り交ぜる必要はあるのですが、和声的視座で分析するならば「旋律をどう運べば良いか」を和音が導いてくれています。
ユニゾンの場合、その答えが多く存在しているのでそこで初めて「解釈」が必要になりますね。

色々と問題にされている「君が代」の冒頭も和音付けを試みるとなかなかこれが非常に難しくて面白いですよ。
(「そもそもこの曲は何調?モード?トニックとドミナントはどこ?」から議論を始める必要があるのですが・・・笑)
by takafumi (2012-03-29 05:59) 

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