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聖歌と祭り [吹奏楽]

この前の指揮法講習会で使用されたマクベス作曲「聖歌と祭り」は、N6中時代、コンクールで演奏したことがある。当時は考えもしなかったのだけど、今回、あらためて譜読みをしてみて、いろいろなことに気がついた。(わかっているつもりで、間違っているかもしれないけど。)

冒頭は、B♭クラリネット群とユーフォニアムのソリで、伴奏はなし。調号はなしで、Dの音が中心になっているので、ドリアンモードということになるのかな、と。

13小節目[A]からのメロディにはシにフラットが付き、B♭となり、20小節目[B]からはB♭クラリネットの伴奏がつき、D minorなのかな、と。


冒頭は、四分音符=72でスタート。[B]からは、メロディは二分音符=四分音符みたいに半分の長さになり、速度は、四分音符=60となり、フルートとGlock.がメロディを演奏する。
この部分、スコアの表紙裏には、
「At letter [B] the percussion(glockensipiel,triangle and cymbal) must be of equal importance as the woodwinds,not just background.」
との記載がある。

このゆっくりという指示、感じとしては、「過去の出来事、回想、思い出」みたいな雰囲気がいいのではないだろうか。(これは、僕の勝手な思い込み)

そして、勝手な思い込みMaxは、[D]から、テーマが金管はタンギングで、木管はスラーで演奏される部分。
どう重心を置いて演奏するか。「聖歌」なのだから、あまり歌い込んではいけないのだろうけど。

低音はD音をペダルポイントで吹きのばしているなか、上部の和声がテンションになる場合とトニックの場合で考えると、フレーズが見えてくるような気がする。


[E]から♭がたくさんなのだけど、Es minorということになるのだろうか。最初の部分に調号は、どのパートにも書かれていないけど。



「2つの交響的断章」の時も思ったのだけど、打楽器が補助というだけでなく、一つの重要なセクション?として機能しているなぁと思った。
吹奏楽曲において、(いや、別に吹奏楽曲とは限らないかもしれないけど)打楽器の扱いって、大切だよね、と思う。
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