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アルテ フルート教則本 [部活動]

フルートクラブ版、シンフォニア版、ドレミ楽譜出版版など、複数の版も出ていて、フルート教本の古典中の古典といわれるのが、「アルテス」。昔は「アルテ」といっていたが、正しい読みということで、「アルテス」に変わった。

高校生で、吹奏楽部に入部し、フルートを始めた僕は、一人で、この「アルテ 第1巻」をただひたすら練習していた。楽譜を読むことができなかったので、この教則本とともに、リズムなども学んだ。
ただ、二重奏になっているこの教則本を一緒に吹いてくれる人もいなかったし、メトロノームも使っていなかったし、模範となるCDもなかったし、キーボードもなかったから、本当に効率の悪い、うまくなるわけのない練習だったように思う。

6人のみ入部した僕たちの学年は、僕以外、全員中学校時代吹奏楽部の部長経験者。初見で演奏ができる者ばかりで、僕は常に「経験が短いのだから・・・」と劣等感を持っていた。

大学の吹奏楽部、市民吹奏楽団への参加、いつの間にか時は過ぎていったが、気持ちの上ではいつも「経験が短いのだから・・・」という風に思っていた。しかし、30歳ぐらいの時に、市民吹奏楽団の仲間の人から「そうすると、先生は人生の半分はフルートとともにいるのですね。」といわれて、衝撃を受けた。「そうなんだ、そんなに長くフルートをやっているんだ。」

いつのまにか、人生の3分の2もフルートとともにいることなってしまったが、全然うまくない。特に、前歯がなくなってから、毎年少しずつは上達していたと思っていたのも、完全に止まってしまった。(音楽的な理解力みたいなものとか、企画力みたいなものは、少しは向上しているかもしれないけど)(前歯がないと高音域とかピッコロとかが苦しい。)

でも、機会があれば、練習したり、人前で吹いたりしている。フルートは、一生のお友達だと思っている。


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コメント 2

”フルートは、一生のお友達だと思っている。”
いいですねー、こういう付き合い方。
私も、こうありたい・・・ですが、私にとっては「一生の相棒」かな?
御挨拶遅れました。はじめまして。
「フルート」で検索してたどり着きました。
by (2006-01-27 12:27) 

きたちくん

こんにちは。コメントありがとうございます。ブログ、拝見しました。
これからもよろしくお願いします。
by きたちくん (2006-01-27 16:13) 

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