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金賞、銀賞、銅賞 規定変更 [吹奏楽]

2005年に書いたブログ記事で、2年前の部活通信の文章だと言っていて、さらにそれを書いた4年前の話なので、今からだと20年以上前のことになってしまうのだけど、以下のような記事を書いたことがある。

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2年前の4月に出した部活通信の文章を載せてみたいと思います。
4年前、二中としては久しぶりに、B編成に出場し、「春の猟犬」で、銅賞をもらった時、3年生は、感動の涙を流していた。その横で、三中の生徒は、「祝典序曲」を演奏し、銅賞で、失意の悔し涙を流していた。その年、三中は、前年度銀賞で、金賞をねらっていたし、それだけの実力を持っていたんだよね。でも、コンクールは難しい。実力があっても、確実に結果に反映するとは限らない。
そんなコンクール、コンテストで感動の涙を流すためには、どうすればいいのか。
一ついえることは、賞の優劣ではないということ。アンサンブルコンテストで、銀賞をとっても、悔し涙の時もあるし、銅賞でも、泣き叫んで喜べる時もある。
10年前、六中で顧問をやっていた時のこと。二十数名の三年生が卒業し、残った1、2年生は二十数名、前年度、前々年度と、2年連続で入賞していなかったので、実は、顧問としては、コンクールでの入賞なんか、全然考えていなかった。いろいろなもめごとや、やる気のない生徒への対応にも疲れ、部活自体にも、やる気をなくしていた。
でも、生徒たちはがんばったんだよね。一生懸命、いろいろなことをがんばった。
そして、コンクール。演奏を終わった生徒たちの多くはボロボロ泣いていた。別に、演奏を失敗したんじゃないんだよ。ずっと、がんばってきて、本番の緊張が解けたとき、自然と涙が出てきて、連鎖反応がおこったんだと思う。そして、結果は銀賞。また、生徒たちは、感動の涙でグチャグチャになった。
みんなが心を一つにして、努力することの難しさ、そして、結果を出すことの難しさ、でも、それに、ぶつかっていくことが、感動の涙につながっていくと思う。
https://kitachi.blog.ss-blog.jp/2005-04-09
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この文章って、埼玉県以外の関係者にはうまく通じなかったかも。

埼玉県は、金賞、銀賞、銅賞がもらえるのは参加団体の半数、という規定だったのですよね。
多くの地区では、参加団体は、金賞、銀賞、銅賞のいずれかをもらうことができるという規定なのではないでしょうか。
なので、銅賞は、埼玉県で言うところの「賞なし」という意味になると思うのです。

銅賞でも、賞がもらえたというのは、その団体にとってはすごいことだったりもするのです。


という他の地域とはちょっと違った埼玉県だったのですが、
今年、規定が変更されて、すべての団体に賞が出ることになったようです。


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