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昔の部活動通信 [部活動]

2年前の4月に出した部活通信の文章を載せてみたいと思います。

4年前、二中としては久しぶりに、B編成に出場し、「春の猟犬」で、銅賞をもらった時、3年生は、感動の涙を流していた。その横で、三中の生徒は、「祝典序曲」を演奏し、銅賞で、失意の悔し涙を流していた。その年、三中は、前年度銀賞で、金賞をねらっていたし、それだけの実力を持っていたんだよね。でも、コンクールは難しい。実力があっても、確実に結果に反映するとは限らない。
そんなコンクール、コンテストで感動の涙を流すためには、どうすればいいのか。
一ついえることは、賞の優劣ではないということ。アンサンブルコンテストで、銀賞をとっても、悔し涙の時もあるし、銅賞でも、泣き叫んで喜べる時もある。

10年前、六中で顧問をやっていた時のこと。二十数名の三年生が卒業し、残った1、2年生は二十数名、前年度、前々年度と、2年連続で入賞していなかったので、実は、顧問としては、コンクールでの入賞なんか、全然考えていなかった。いろいろなもめごとや、やる気のない生徒への対応にも疲れ、部活自体にも、やる気をなくしていた。
でも、生徒たちはがんばったんだよね。一生懸命、いろいろなことをがんばった。
そして、コンクール。演奏を終わった生徒たちの多くはボロボロ泣いていた。別に、演奏を失敗したんじゃないんだよ。ずっと、がんばってきて、本番の緊張が解けたとき、自然と涙が出てきて、連鎖反応がおこったんだと思う。そして、結果は銀賞。また、生徒たちは、感動の涙でグチャグチャになった。

みんなが心を一つにして、努力することの難しさ、そして、結果を出すことの難しさ、でも、それに、ぶつかっていくことが、感動の涙につながっていくと思う。


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