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紺野ぶるま 「中退女子」の生き方 腐った蜜柑が芸人になった話 [学校]

紺野ぶるまさんの自叙伝というか、エッセイ。


「ノールール ノーライフ」
「中学までは、毎日部活に励み、ピアノに書道に学習塾と習い事もたくさんして」いた紺野さんは、
「制服の可愛さ、通いやすさ、自分の学力内で、推薦で楽に行けたため選んだ」「私立の女子校」で、見事に「高校デビュー」、ギャルをめざすことになる。

「市販のブリーチで髪の毛が溶けるまで色を抜き、開けられるだけのピアスを開ける。」「スカートはギリギリパンチラしない長さまで詰める。」「5分早く起きればいいのにその5分が守れず、年間で100回近く“5分”の遅刻をする。」「毎晩夜中まで外で遊び歩いているため、日中はとにかく眠たい。」「家族や先生、友人の愛ある目覚ましもすべて不快に感じ、怒りを覚えた。」

そしては、ついには退学が言い渡されてしまい、
「中退した私を待っていたのは、心おきなく眠り続けることを許され、身だしなみもやりたい放題の、ノールールの生活。」
「しかしこれが超地獄だと気づくのに、時間はさほどかからなかった。」

「ノールールの生活を送ったことがある人ならわかるはず。人は幼児や仕事がない毎日を送ると、なぜかこの『17時―5時』のスケジュールになっていく。」

「学校という枠から出ると、自分には何もなかった。ひとりで過ごす日中は、無音だ。」



学校、進路という面では、職業的に関心を持つ内容でもあるし、
ノールールの生活が、実は超地獄だという部分については、退職後の我が身についての課題であったりもして、興味深い。

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