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「やったー!」感 [吹奏楽]

N響による年末の第九の放映を観ていて、(ちなみに、恥ずかしながら、NHK交響楽団の生の演奏って、まだ聴いたことありません。プロ野球も球場で観たことないし、Jリーグの試合も)
「今年は良かった!」みたいなブログ記事等、巷のうわさを聞いていたのだけど、演奏終了後のようすからは、「やったー、今日は本当にいい演奏ができたー」みたいな、雰囲気が伝わってこない。
なんでなんだろう、と考えたのだけど、
もしかすると、弦楽器セクションの、コンサートマスターをはじめとする方達の無表情さが原因ではないかと。

きっと、それは、「私たちは、いつでも最高の仕事をしています。」という意図的なスタンスではあるのだろうけど、それってどうなのでしょう。

基本的に指揮者は、演奏後、「やりきった!」「最高の演奏ができました!」という感じで、満面の笑顔で、拍手に答え、オーケストラを称える。
でも、毎回、本当にそうとは限らないかもしれないわけで、心の中では、「やっちまったー」とか、「なんだ、このクソオーケストラは!」とか、思っているかもしれない。

たとえ、思ったような演奏にならなかったとしても、高いお金を出して聴きに来たお客さんに対しては、「最高の演奏をお届けしました。」という「ふり」をすることは、大切なのではないだろうか。
(もちろん、常に最高の演奏をするべきなのだろうし、その準備をしていかなければいけないのだろうけど。)

それって、お医者さんとかにもいえるかも。
「手を尽くしましたが、残念です。」
もちろん、回復するという結果が一番いいわけだけど、そうもいかない場合もある。
そんな時、最善のことをやりきってくれたと信じたいわけで。
お医者さんに、「もしかすると、〇〇の方がよかったかもしれません。」とか反省されても困るw


さらに言えば、学校の先生や、他の職業でも同じことかもしれない。

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