オーケストラ指揮法 [吹奏楽]
「・・・指揮は究極の人間関係、究極の経営と言われています。
オーケストラや合唱団には個性の強い人たちが100人前後います。
そしてすべての人たちが心を一つにしなければいい音楽はできません。
特にプロのオーケストラの楽団員は一人ひとりがプロとしての自信と誇りと強い個性をもっています。それぞれが自分の考えや音楽観を持っています。
決して命令や理論、権力やお金では本気で動きません。
命令に従ったように見えてもそれは形だけで、決して本気で動いたわけではありません。
そして形だけの演奏は決して人の心を打ちません。
人の心を打つ音楽、感動を呼ぶ音楽は、これらの人たちが本気で心を一つにしなければ実現できないのです。
指揮者は、まさにそれを作り出さなければならないのです。・・・」
池袋のヤマハ、指揮棒とかを売っているコーナーにあったので、買った本なのですが、指揮法の本というよりは、生き方についての本なのかもしれません。
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