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「?」を「!」に [吹奏楽]

エルザの大聖堂への行列
1月15日(日)の市内吹奏楽器楽フェスティバルの合同演奏で、「エルザの大聖堂への行列」が演奏されるのだけど、この曲、金管奏者は何小節もお休みが続く。

で、真面目に数えていると、ついわからなくなったりするらしい。

なんでだろうと考えてみると、最初から4小節ごと、8小節ごとのフレーズになっているのだけど、24小節目で、プラス1小節が余計に入っていて、26小節目から新しく4小節(8小節)のフレーズが始まっているのですよね。

これに気がつかないと、ちゃんと数えていたはずなのに、ズレてる感を持つことになると思うのですよ。

さらに、2小節の繰り返しが3回がくるのも、プラスされた1小節のために違和感が出るのではないかと。
なので、真面目に数えていると、逆にわからなくなるのではないかと思うのです。

この記事に対して、いただいたコメントが気に入ってしまいました。記事として転載しておきたいと思います。

数え間違いに関してはいくつか理由を真剣に考えたことがあります。 僕の場合、数え間違いをされる作品ばかりを書いている(変拍子、予期できない展開、「合わせないこと」を目的としたアンサンブル、etc...)といっても過言ではないので、考えざるをえなかったわけですが・・・(苦笑)。 まず現場では、小節や拍数を数えている人がいない場合もあるようです。 音源を聴くことで、「Cl.旋律→短い打楽器ソリ→Trp.旋律→」のような要領で「次にどのパートが」、「何を吹くか」という流れで認知していることも(僕の経験上、一般人のバンドでさえも)少なくないようです。 4や8だったフレーズ数の変化、というのは「なぜなのか」と「そこで何を目的に演奏するか(だいたい作曲者のなんらかの意図があります、多くは転調の準備か、主題の確保です)」を奏者がきちんとわかっていると、防止策以上の効果が望めます。

演奏者、指揮者にとって曲中には様々な「?」がありますが、これを聴き手に「!」として伝えられると良いですよね。
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