アンサンブルコンテストへの取り組みについて
http://blog.so-net.ne.jp/kitachi/2005-03-28

吹奏楽部の顧問になったころ、自分が、アンサンブルの活動をしていたこともあり、今ほど、アンサンブルコンテストに参加する学校も多くはなかったが、ぜひ、生徒たちにも「アンコン」に取り組ませたいと思った。
秋、2年生のメンバーは、トランペット2人、ホルン1人、ユーフォニアム1人、フルート1人、クラリネット2人、パーカッション1人だった。そこで、パーカッションを除く2年生の管楽器メンバーで、金管四重奏と木管三重奏の楽譜に取り組んだ。

浦和市民会館でおこなわれた大会に7名で参加することにした。
その時、同じ学校の先生で、卓球部の顧問で、生徒を乗せて試合に行くのに、8人乗りのワゴンを買ったという先生がいた。それを聞きつけた僕は、なんのためらいもなく、「貸してください!」と言って、借りてしまった。今考えると、なんて図々しいんだろう、って思うのだが、その時は何も思わなかった。さらに言えば、その先生(女性)に、気があったわけでも全然ないんですよ。本当に。
まあ、その先生が、今の奥さんなのですけどね・・・。

編成、曲目も顧問が決めての取り組みだった。なので、決して、生徒に「やりたい」という感じはなかったように思った。なのに、翌年、サキソフォンアンサンブルだけの参加ということに、顧問の一存で決めると、「私たちも出たかったのに・・・」という声があがった。(このへんに、生徒の気持ちを全然わかっていない顧問の状態がよくあらわれていますよね。)
学校で2チーム、1チームは3人から8人以内、という制限があるので、どうしよう?
その時点では、「校内予選会」という発想は出てこなかったのですよね。

おっと、アンサンブルコンテスト初参加の結果は、当然、入賞などするわけもなく、それどころか、閉会式は、遅いお昼にラーメンを食べに行っていて出ないまま、役員の人に講評用紙をもらうという恥ずかしい状況。
帰りは、車の上の窓から、頭を出して遊んだり、ガソリンスタンドで、給油口を開けるレバーの位置がわからなくて、すごく苦労したり、関係ない思い出ばかりが記憶に残っている。