「このスイーツ、全然甘くない。」というのは、ほめ言葉だったりする。
よく考えれば、甘いからスイーツなのであって、甘いものを食べたいからスイーツを食べるのであって、甘くなきゃ、スイーツを食べる意味ないじゃん、みたいにも思うのだけど、
もちろん、そういう意味じゃなくて、甘すぎない、くどい甘さじゃない、ということですよね。

と、いつものように全然関係のない話から始まって、課題曲Ⅳ「汐風のマーチ」の練習記号Jの部分なんですけど、
トリオの薄いオーケストレーションの部分から、ほとんどの楽器のユニゾンで、力強いフレーズが始まる。
ほとんどの楽器といいながら、この部分、ピッコロとトランペットは参加していない。

するどい?音が欲しいなら、この2つの楽器は絶対入れると思うのだけど、入っていない。すべての音符にアクセントの記号も書いてあるし、前の部分とは違った強さ?を求めているとは思うのだけど、
ピッコロとトランペットが入れていないところに、「甘くないスイーツ」の発想を感じる。

まあ、ピッコロは、その前でオブリガートのソロを吹いているから、トランペットは、その後、ブラスセクションでドラクエのテーマ?を吹くから、ということもあるかもしれないけど・・・・。