「イギリス民謡組曲」の次の年にやった曲が「歌劇 ファウストよりバレエ音楽 1、3、7」
1年生もふくめての演奏だったので、編成は充実したけど、コンクールでは銀賞であった。(前年度は金賞)
中村学園の全国大会での演奏や、デュトア指揮のモントリオールフィルのCD、カラヤン指揮のCDなどを聞いて、いろいろ研究した。3曲目など、カラヤンの演奏は遅めだけど、バレリーナが登場してくる感じがとてもよくでていた。
7曲目は、原調とは違うのだけど、とても効果的な編曲だと思った。(そういえば、佼成ウィンドの演奏で、原調のものがあると聞いて、楽譜を取り寄せたりした。一度も音にすることはなかったけど。)
そのころ、オーケストラスコアがヤマハとかに売ってなくて、東京文化会館の資料室みたいなところまで、出かけていってコピーをしてもらったりした。

というわけで、この曲の演奏を聞くと、「違うんだよな」とか、つい思ってしまう。別に僕が思っているのと違うのであって、僕が思っている方が違っているのかもしれないのだけど・・・。