1月の市内吹奏楽・器楽フェスティバルの合同演奏の曲ということで、
嵐のLove so sweetのミュージックエイト版の楽譜を配布した。

その解説によると、
「TBS系「花より男子2」の主題歌として嵐が歌っている、ちょっぴり切ないラブソング。しかし曲調としては実に快適なポップサウンド。春のムードいっぱいの曲とも言える。サビからの半音上への転調も効果満点。リズムにのり楽しく演奏すればそれでOK!!」

半音上への転調といえば、かつて、1年生のみで前任校の吹奏楽部がスタートし、ミュージックエイト版の「魔女の宅急便」を演奏した時、

魔女の宅急便

今日の練習で、ミュージックエイトの「魔女の宅急便」を配布して、合奏をした。

「魔女の宅急便」といっても、ユーミンの「ルージュの伝言」と「やさしさに包まれたなら」の2曲がつながっているだけなのだけど・・・。

「ルージュの伝言」は、♭2つ(B♭管は♭なし)、「やさしさに包まれたなら」は♭なし(B♭管は♯2つ)で、リズムも難しいところは特にはないし、音域的にも無理はない。というわけで、なんとか出来そう。



ただ、「やさしさに包まれたなら」の最後で、転調して、半音上がる。

♭0から、♭5つになってしまう。

これはちょっと手ごわいかも。

音階をやってみると、やっぱり、ちょっとあやしい子もいる。



せっかく、他の部分が簡単なのに、なんか残念。

あっ、転調しないで、終わっちゃうという手もあるか・・・・。


という記事を書いたことがある。

難易度を決めるのは、♯、♭の数だけの問題ではないだろうけど、まあ現実的には、大きな問題だったりする。
「調号の数を少なくする」ということだけ考えたとしても、移調楽器が多いので、どの楽器にも都合のいい調を選択するのは、なかなか難しいかも。

というわけで、表を作ってみましたw


なるほど、♭0から5つも、他の楽器にすれば、比較的ストレスのない、選択だったのですね。

今回の「Love so sweet」のGからA♭というのも、よく考えられているのかも。

ちなみに、「Love so sweet」の原調は、BからC、みたいです。