車のバッテリーを上げてしまって、エンジンがかからなくなり、という事態に備えて、ブースターケーブルというものを車には常備している。

近頃は、そんな事態もほとんどないし、クレジットカードに付いている無料のロードサービスを依頼するほうが、見ず知らずの人にお願いするより、現実的だったりもする。

というわけで、昔の話になってしまうのだけど、(なので、記憶もちょっとあやふやなのだけど)
オートマチック車に乗るようになり、バッテリーを上げてしまい、バッテリーを新品に交換したのだけど、ギアのセレクタが動かなくて・・・という状況があった。

バッテリーを購入したガソリンスタンドに電話してみると、
「ギアのセレクタを前へ『コツン』と叩いてみてください。」

で、やってみると、見事に動くようになった。

(う~ん、そんなことどこに書いてあるのよ!!)

実際に、その場で、経験してみると存在する、小さな罠というか、トラップというか、障害というか、

この辺の部分って、理屈を知っていたり、知識としてはわかっているというのと、実際にやってみたことがある、経験したことがある、というのとの大きな違いの部分のような気がする。