打楽器三重奏「河は流れ、松そびゆ。樫がその実を大きくするまで」には、マリンバ独奏版にはない、1拍の中に、左手で八分音符2つ、右手で八分音符3つをたたく部分がある。


1年生のヴィブラフォン担当の子は、ちゃんと叩けたりするのだけど、僕には無理だろうなぁと思ったりする。
これって、絶対音感とか、相対音感とかと同じように、音楽をやるうえでの基礎能力みたいな気がする。

まあ、長くやっているので、理屈はいろいろ知っていたりはする。
八分音符1つを3つに割って、2個ずつタイでつなげると、

二拍三連の取り方ということで、それを組み合わせると、


拍がこまかいので、八分音符を四分音符にすると、



ハーモニーディレクターの電子メトロノームの、八分音符と三連符を同時に鳴らしたときに聞こえるリズムね、となる。

こんなこと、できる人にとっては、
「えっ、そんなわけのわからないことグダグダ考えないでも、1拍の中に、2つと3つを同時にいれればいいんでしょ。」
ということだと思うし、

理屈はいろいろ知っていても、実際に演奏できるかどうかは別だったりするのが、悲しい。