今日は、第16回市内吹奏楽・器楽フェスティバルを前日にひかえてのリハーサルでした。
前任校の子たちにも会えたりしました。
7年前、前任校に異動し、1年生だけで参加させてもらった日のことを思い出してしまいました。

第9回 市内器楽・吹奏楽フェスティバル



 市内の小学校、中学校、高校、大学、一般、職場、計11団体が、昼の1時間の休憩をはさんで、10:30~3:30まで、最後は200名の合同演奏も含めて、演奏発表をした。一団体はセッティングを含めて20分間。本校は、ライニキー作曲の「スワンズ島への旅」と「となりのトトロメドレー」を演奏した。





 前日、合同演奏の練習のあと、1時間のステージ練習をすることができたのだけど、これが結構ボロボロ。合同練習の時から、貧血で2名、休憩する状況だったりもするのだけど、その子達も何とか回復。リハーサル室で、キーボードチューニングや合奏をやって、ステージへ。

 う~ん、どうも調子が出ない。リハーサル室では、そこそこの音圧を感じることができて、気持ちよく吹いていたのだけど、ステージでは、ピッチがあっていないのが、もろバレで、全然ダメ。パーカッションも、すべて借り物の楽器で、バタバタしてしている。「チャイム」なんかこの日が初めてだったりするし。(まあ、数回の練習で、本番、演奏しちゃうっていうのは、ある意味すごいかも・・・!?)

 

 というわけで、ちょっと失意のうちに、冷たい雨の中を家路についた。





 当日、みんなに話をしたのは、

 せっかくだから、持っている力を精一杯発揮した演奏がしたいよね。そのためには、ピッチを合わせるということが、実は重要。ピッチが合っていないと、演奏が空回りしちゃう。昨日の状態じゃダメだよね。で、これからいくつかアドバイスをするけど、

根本的には、「気持ちを合わせること」がとても大切だよ。

「いい音楽を演奏するために、気持ちを合わせよう!」





具体的なアドバイスとしては、

・息のトレーニングをしっかりやろう!

・昨日のセッティングより、イスひとつ分中央に寄ろう。(間隔を空けすぎない。)





リハーサル室で、キーボードチューニング開始。ここで問題発生。「暑い!」。

暖房は切ったのだけど、とにかく「暑い!」。ここのところA=440でやっていたのだけど、440に合わせるには、結構管を抜くことになりそう。どうしよう?

というわけで、急遽A=442に変更。でも、外は寒そうだし、大丈夫なんだろうか。





本番の演奏、

失敗もたくさんあったし、もっとできたかも、とか思う部分もあるのだけど、一生懸命がんばりました。

お客さんの大きな拍手を受けて、また一歩成長できたように思います。





1日、裏方をやっていただいた、市民バンド、大学のバンドの方々、寒い外で、駐車場係をやったり、受付をやったりしていただた教育委員会の方々、等々、多くの方に支えられて実施された演奏会だったと思います。





1年生だけでなくても、結構きつい時期であったりするように思う。3年生が抜けて1、2年生での活動が定着してくるのだけど、演奏する曲もちょっとレベルアップした曲にチャレンジしたりして・・・。
練習時間も、日没時間に合わせた下校時間なので、制約されていたりして・・・。