今年の富士山河口湖音楽祭中学生合同バンド公開リハーサルで取り上げられた、「フィンランディア」は、高校時代にやったことがあると書いたのだけど、

違う楽譜を探していて、積み上げてある楽譜とか書類をあさっていたら、高校時代の五線紙ノートが出てきて、そこに、「フィンランディア」のパート譜が写譜されていた。(別に、やる曲を写譜する習慣があったわけでないのだけど・・・・)(冒頭は、調号なし、その後♭4つで、原調であった。)

高校時代、僕の学年には、僕以外木管楽器がいなくて、
トランペット2人、トロンボーン1人、ユーフォニアム1人、チューバ1人、(ホルン1人 途中退部)、フルート1人(僕)というメンバーであった。
ちなみに、僕以外のメンバーは、中学生時代、みんな吹奏楽部部長経験者だったりした。
更にいえば、ユーフォニアムのKくんは、現在、県の吹奏楽連盟事務局長だったする。(まあ、全然、連絡をとったりはしていないけど)

で、「フィンランディア」、木管の唯一の先輩ということで、クラリネットとかフルートで練習する時は、僕が、いろいろ仕切っていたりしたのだけど、
ある時、フィンランディアの十六分音符の3連符?の部分で、
僕が、「もっと、ハッキリ、きっちり、吹いて!」みたいなことを指示したのに対して、あるクラリネットの後輩が、
「ここは、ハッキリ吹く必要があるんですかねぇ?」みたいなことを言ったのですよね。

まあ、最初で最後の口ごたえみたいなものだったと思うのだけど、結構強烈に覚えていたりする。

今考えると、何もわからず、時間とパワーを的外れな方向に傾けていたのかもしれないけど、とにかく、青春ではあったと思う。